恋愛は、言葉ではない。
「恋愛は、言葉でもなければ、雰囲気でもない、ただ、好きだ、
ということの一つなのだろう」
(「恋愛論」)
本当に大切なのは“好き”という気持ちですよね。
好きなものは好き
「好きなものを好きだという、好きな女を、好きだという大義名分だの、
不義は御法度だの、義理人情という、ニセの着物をぬぎさり赤裸々
な心になろう。
この赤裸々な姿を突きとめ、
見つめる事が先ず人間の復活の第一条件だ」
(「続堕落論」から抜粋)
世間体を気にして、恋愛ができなくなってはいませんか?
赤裸々な心を見つめて自分の本音と向き合いましょう。
(「なぜ生きるんだ自分を生きる言葉」)
今の日本は、少しでも常識から外れると叩かれ、聞こえの良い
薄っぺらな意見ばかりが、まかり通る世の中になっています。
安吾の言葉には、そんな偽わりを
バッサリと切り捨て人間の本質を突きつける力があるのです。
「孤独は、人のふるさとだ。
恋愛は、人生の花であります。
いかに退屈であろうとも、この外に花はない」
泣いても笑っても人生は一度きり
他人の意見にとらわれず、
失敗を恐れず、あなたらしく、自由に恋愛を謳歌して下さい。
信じる道を突き進んだ先にしか、
あなたの本性はないのですから。
太宰治の「恋愛名言」
「恋のない人生なんてつまらない」
「人生はチャンスだ。結婚も、
チャンスだ。恋愛もチャンスだ。
と、したり顔して教える苦労人が多いけれども、私は、
そうでないと思う。(中略)少なくとも恋愛は、チャンスでないと思う。
私はそれを、意志だと思う」
(「チャンス」)