未熟な恋愛や結婚の背景

恋愛をしても、恋愛が成就できない、または結婚しても、うまくいかない者の心理的背景は?

未成熟な親子関係に原因があります。

「親子関係」と「男女の恋愛関係」は異なります。

恋愛や結婚する事は、基本的に親子関係から離れることです。

男性も、女性も恋愛をする事は、心理的にも親から独立をすることで、恋愛ができないのは、親から心理的独立(子供の立場から親の立場になること)ができてない(男女関係に必要な経験をしていない)ことです。

親の子供である状態、つまり、息子や娘は、まだ親に対して、ご機嫌伺い(依存)をしている心理状態で男や女になっていない

子供の状態です。

親から独立する事は、親に対する一緒の反抗(依存しない関係)で、親の指導観念から離れることです。  

男性が心理的に母親の方を向いている(去勢されている状態)時は、女性は、1人の独立した男を感じません。

母親同伴で恋愛相談に来る女性も恋愛はできません。

親から心理的に独立しないまま結婚したりすると、男は妻に対して母親像を求めます。

女性の場合は父親像です。

事例

夫に対して「お父さんは、こんなに早く仕事から帰った事は無い」と言った夫婦は別れました。 

また、再婚した中年男が妻と全く接触しない。

親孝行と言って母親の介護に専念し家に帰ってこないのは、親子関係のままで男になってない状態です。

親孝行の中に隠れた未成熟の親子関係があります。

妻が子供が生まれたと同時に実家にべったりで夫のところに帰ってこないで別れた例もあります。